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今一度、腐女子の定義を考え直す

『電車男』のヒット以降、『オタク』や『アキバ系』などの特集が、ニュースやワイドショーで組まれることが多くなった。その次に注目されたのが『腐女子』である。
しかし、この『腐女子』は勘違いされて世に広まっている。その中でも最たるものが、はなわが結成した『中野腐女子シスターズ』だと言えよう。
アニメヲタ、コスプレヲタ、ガンプラヲタ、ハロプロヲタ、ゲームヲタ、電車ヲタ、妖精ヲタ…これのどこが『腐女子』なのか。
元々『腐女子』という言葉は『あめぞう』以前、『ニフティ』パソコン通信時代に生まれたとされている。やおいやBL(男性同士を愛し合わせる漫画、ゲーム、小説などのこと。主に同人作品)を愛好する女性のことである。
『やおい』の語源は手塚治虫だそうだ。「自分の漫画の二次創作を作るのは結構。ホモでもエロでも好きにしろ。でも、『や』まも『お』ちも『い』みも無いのはイカン!」と御大が仰り、ある同人サークルの人が『私達の書いてるものって、まさにやまなしおちなしいみなしじゃない?』と気づき『やおい』という言葉が生まれたという。
そして、『腐女子』というのはそういう『やおい』愛好者が自らを自嘲して名付けたものだ。男同士の恋愛を妄想する頭の腐った女子…というのを『婦女子』という言葉にかけたものであろう(それ故に、『蔑視』から生まれた『オタク』という言葉とは、出現経緯が異なる)。
ちなみに30歳を越えると『貴腐人』となる。
それが、いつの間にか『女オタク=腐女子』となってしまった。『同人女=腐女子』、『見た目が悪いオタク女=腐女子』という定義もあったりする。
しかし、同人誌を作ってる女子の全てが腐女子では無い。『男同士なんて気持ち悪い』という同人誌売買者もそれなりにいる。最近では、『ドリーム(『自分』と『架空のキャラ』の恋愛妄想。ネットや女子向けの恋愛ゲームの増加と共に出現したのだと思われる)』というのもよく聞くようになった。
とんでもないのがジャンプ読者(というか、2ちゃんねるの『週刊少年漫画板』住人)の定義で、『腐女子=女性読者』というものである。『腐女子のせいでジャンプは軟弱になった』とイチャモンをつけてくる。しかし、キャプテン翼やスラムダンクの頃にもやおいは大量にあったにもかかわらず、作家や編集部はそれを突っぱねていた。今はその態度を変え、媚びているだけである。やおい同人出身の作家もいる。それを腐女子のせいにしないで戴きたいと思う。
余談であるが、『腐男子、腐兄』という人達も少数ではあるが存在する。これはやおいを愛好する男性のことである。近年ではふたなり少女(女の子なのに、男性器がある)や女装男子、ショタ(少年)の同人誌が増え、男性オタクとやおいの垣根が低くなってる。それ故に増えつつある。

私が何ゆえにここまで、『女ヲタ』と『腐女子』の違いを主張するのか。それは、同人サイトで『管理人は腐女子です』と書いてあるのに、置いてある絵や小説が『ノーマルカップル』や『女の子同士カップル』だったら、全く時間のムダだからだ。
言葉は変わるものだから、『腐女子=女ヲタ』とするのもいいが、元々はどういう意味で使われていたのかは理解して欲しいものである。

最後に、私は『腐女子』というのは趣味の問題ではなく、『フィクション、妄想』に対する性的指向だと思っている。その人の人生や人格に深く根ざしたものだと、そう主張させて戴く。

追記:マスコミ的に、女性は『ファッションやメイク、男にグルメ』といったものにしか興味が無く、何か特定なものに凝るのはアブノーマルな女性、という見方があるように思う。だから『女オタク=頭の腐った女=腐女子』という勘違いが生まれたのではないかと思う。
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