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変わるドラえもん、変わらないサザエさん

『サザエさん』と『ドラえもん』というと、双璧を為す日本の長寿アニメである。
『サザエさん』は視聴率が20前後、『ドラえもん』は12前後である。
12というとかなり低いように思うが、少子化やら子供の嗜好の変化のせいか(今の子供は漫画やアニメをあまりたしまないとか、なんとか)、今の世の中視聴率が8もあれば、アニメ視聴率のトップ10に入っちゃうのである。
この二つは常にアニメ視聴率のトップ5に入っている(ほかはちびまる子、コナン、クレヨンしんちゃん)。『サザエさん』に至っては、常にトップである。
そんな国民的人気アニメ、『サザエさん』『ドラえもん』には大きな違いがある。
それは、『サザエさん』は変わってはいけなかったこと、『ドラえもん』は変わらなければならなかったこと、である。

数年前に『ドラえもん展』に行った時、20歳前後の女の子の会話を聞いた。『最近のドラえもんって変やねん。顔が怖いのになるねん』と。こないだ『ドラえもん』を観た時に、そのことを思い出した。その回では、のび太を追っかけるスネ夫とジャイアンの顔が途中で鬼に変わっていた。アメリカのアニメにはありがちだが、昔の『ドラえもん』には無かった過剰演出だ。
去年『ドラえもん』を観た時にはのび太はゲーム機を買っていた。
あと、最近の(といっても私は数えるくらいしか観ていないが)『ドラえもん』では、ドラえもんのガールフレンド的存在の、猫のミーちゃんの出番が妙に多くなっている。
作画はデジタル彩色だし、80年代に私が観ていた頃の『ドラえもん』と様変わりしていた。それでも『ドラえもん』は『ドラえもん』なのだから妙なもので。

だが、『ドラえもん』は変わらなければならなかった。それは原作者が亡くなったこともあるし、アニメ業界の変化もある(デジタル彩色なんて、セル不足、人材不足のアニメ界にはもう無くてはならないものだろう)。『サザエさん』との大きな違いは、『サザエさん』は昭和3,40年代を舞台にしているのだが、『ドラえもん』は常に現代を舞台にしなければならないところだろう。だって、ハイテクノロジーが出てくるのだもの。

そして『ドラえもん』は変わった。絵柄が原作風になり、ドラえもんの精神年齢が下がり(大山ドラえもんがオバサン臭かったことを考えると、性転換もしてるか?)、頭の悪い男の子っぽくなった。何より変わったのは声だろう。のび太のママの声がセーラームーンで、のび太のパパの声がノリスケさん(私にとっては火鳥勇太郎/太陽の勇者ファイバード、なんだけど)になったのは驚きだ。
あれから2ヶ月、『ドラえもん』は今でも12%程度の視聴率である。色々心配はされていたが、やはり老舗の強さがあるのだろう。私は前の『ドラえもん』の末期に感じなかったワクワク感を抱いて観ている。
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